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ビットコインは8万1000ドルの安値から這い上がり、現在は9万ドル台を維持している。

この元祖仮想通貨はどこまで飛べるのか?

4時間足チャートは既に、売り手が参入を試みる可能性のあるポイントを示唆している。

ビットコイン(BTC/USD):4時間足

ビットコイン(BTC/USD)4時間足チャート by TradingView Bitcoin (BTC/USD) 4-hour

ビットコイン(BTC/USD)4時間足チャート by TradingView

ビットコイン(BTC/USD)は火曜日、他のリスク資産とは一線を画し、株式市場が冷めつつある中でも上昇を続けた。しかも明らかなきっかけもなく上昇したのだ。過去の下落局面からの利益確定売りと、米証券取引委員会(SEC)委員長による「イノベーション免除」の可能性に関する発言が、暗号資産市場の雰囲気を押し上げた要因だろう。

同時に、米ドルは主要通貨に対して下落を続けた。トレーダーがFRBの利下げ期待を強めたためだ。低金利を支持するホワイトハウス顧問ケビン・ハセットが来年早々にパウエル議長の後任となる可能性が市場で浮上すると、勢いはさらに加速した。

市場価格の方向性バイアスやボラティリティは、通常ファンダメンタルズによって駆動されることを忘れるな。米ドルと ビットコインに関する下調べをまだ済ませていないなら、経済カレンダーを確認し、日々のファンダメンタルズニュースを追い続ける時だ

10月以降下降トレンドにあるBTC/USDは、11月の安値81,000ドルから反発後、重要な抵抗ゾーンへ向かっている。

注目すべきは96,000ドル水準だ。これは50%から61.8%のフィボナッチ・リトレースメント領域と4時間足の200日移動平均線(SMA)が一致するポイントである。

さらに重要なのは、96,000ドルが10月から続くトレンドライン抵抗線に近い位置にある点だ。

赤色のローソク足や弱気転換の初期兆候が見られれば、BTC/USDは84,000ドル水準、あるいは81,000ドルの過去安値まで押し戻される可能性がある。しかし上昇トレンドが継続し、BTC/USDが96,000ドルを上回って推移すれば、暗号資産は心理的水準である100,000ドルの大台を再び目指す展開となるだろう。

いずれのバイアスで取引する場合でも、適切なリスク管理を実践し、市場全体のセンチメントに影響を与え得る主要な触媒に常に注意を払うことを忘れるな!

免責事項:
本テクニカル分析コンテンツは情報提供及び教育目的のみを意図するものである。取引アドバイスや特定の方向性バイアスを推奨するものではない。テクニカル分析は包括的取引戦略の一要素に過ぎない。議論されるテクニカルセットアップは、他のトレーダーが注目する可能性のある潜在的な領域を指摘するものである。最終的に、全ての取引決定、リスク管理戦略、及びその結果は各トレーダー自身の責任である。責任ある取引を心がけてほしい。